一宮 インプラント治療 歯科 歯医者 

当院におけるインプラント治療の考え方

40数年前にスウェーデンで開発され、いよいよわが国でも近年広く普及し、一般治療とほぼ同様に行われるようになってきました。このインプラント専門サイトでは、インプラント義歯について皆様に理解を深めていただくために開設致しました。

「インプラントは歯を失ったところに選択するファーストチョイス」として適切な場合、そうでない場合をいろいろなケースを取り上げて、当院での患者様お一人お一人の口腔内環境、その方を取り巻く生活環境などを総合的に考慮した選択・設計をご紹介したいと思います。

当院のインプラント義歯に向けての治療方針

1. まず、お口の中の環境を整えましょう
インプラントをお考えの方は、どなたも何らかの原因で歯を失ったか、ぐらついて(またはひどい虫歯で)失いそう・・という方ですね。その原因は、外傷性のものを除き、ほぼ歯周病、虫歯などで歯を失われています。また、その病気の原因となるものは両者とも口腔内の細菌による感染です。その原因を取り除く努力をしない限り、次々と燃え移る火事のようなもので、失ったところにインプラントを植えたとしても、他の歯も同じ運命を辿ることになります。 ここで、一番大切なのは、インプラント義歯というものこそ、ご自身の天然歯よりもむしろ細菌に敏感で、術中は勿論のこと、お使い頂けるようになってもよく清掃がなされていないと、インプラント周囲に炎症がおこり、出血し、また周囲の骨が溶けていく、この進行は天然歯が歯周病にかかって進行していくよりも早いといわれています。実際、2008年のヨーロッパのコンセンサスミーティングでは8割がインプラント周囲炎に罹患している、との報告をしています。 ですから、まず、当院では、ご自身のご家庭での口腔清掃をご指導し、しっかり身につけていただくことから始めます。インプラント義歯を植える準備として―、また残存する歯を守りこれ以上失わないために―、ブラッシングを身につけていただくことは、非常にご自身にとって有益なことです。ご自身で、一定のレベル以上の清掃ができない方はむしろインプラント義歯は不向き―とまでいっても良いでしょう。

2. まだ、抜かずにご自身の歯を保存できるかもしれません
もう、この歯は抜かないとダメ―と、ご自身で思い込んでおられる場合もあります。
虫歯でほとんど、根しか残っていない―、歯周病でぐらぐらしているので抜かなければいけない―などお悩みでも、ご自身の歯を残し、咬める様にする治療もあるのです。最後まで諦めず、ご自身の歯を残す努力に共に手を尽くしましょう。

3. お一人お一人の年代を取り巻く環境による治療の選択
●20歳台まで
インプラント義歯は天然歯のように咬めますが、決して天然歯と同じものではありません。インプラントは病理学的に異物であり、本来なら生体の持つ、異物を排除する機構により排出されるものを、そうでない、骨によって生体内に包み込まれる(インテグレート)を発見し、それに支えられた技術の上に成り立っています。また、それも永久的なものでもありません。骨との結合は天然歯のように繊維で結ばれておらず、被抱されているのみで一部が細菌の多い口の中の環境に顔を出しているが故、歯ブラシを怠ると、感染してインプラント周囲炎を起こし、寿命を短くしてしまいます。 従って、ケースにもよりますがあまり早期に自らの歯を諦めてインプラントに置き換える事はお勧めしておりません。
●30~50歳台
この年代で留意すべき点は、働き盛りで多忙、糖尿病・歯周病など生活習慣病、喫煙など、自己管理が必要な要素を多く含む世代である―ということです。ブラッシングを習得していただき、歯周病のコントロールができてからでないと、細菌の多い環境でのインプラント外科の成功率は下がります。また歯周病の治療は糖尿病の改善に繋がります。 多忙の中、歯だけ入れてくれればよいと考えがちですがかえって遠回りです。
●60~70歳台
人生でゆとりの出る世代で、ご持病がおありでも、上手に管理し病気とお付き合いをされ、いよいよ自らの人生を愉しめる年代です。 心にゆとりが生まれ自己管理ができ、取り外しの入れ歯などと比べ異物感の無いインプラント義歯でお食事を楽しみながら旅行・趣味など謳歌する―。 また、よく咬めることによって脳への刺激ももたらし、精神的にも身体的にも前向になれ、若々しさを保つことができます。
●80歳台~
現代は、まだまだ人生の喜びを享受する年代です。 転倒などで病床に伏された時、残存歯が多く、ご自身の歯でしっかり咬め、口から栄養が取れることが寝たきりになるか、回復され70歳台と変わりなく過ごせるかの分かれ道です。勿論、健康状態良好で環境が整えばインプラント義歯も可能です。

4. 定期的な通院
●ご自身の歯のメインテナンス
歯を失ってしまった経験のある方は特に、お口の中にまだ、他の歯を失う要因が大なり小なりあります。専門家による定期的なブラッシング指導、歯石除去などメインテナンスをしていくことによって早期発見・早期治療で不要な治療を回避でき、余計な費用、時間を奪われることが避けられます。
●インプラントのメインテナンス の重要性
インプラント義歯も半年に一度、歯科医師によって点検が不可欠です。
* 歯科医師自身による清掃状態のチェック
* 咬合圧・咬み合わせのチェック
身体(口腔の骨、筋肉など)は年月を経るとともに変化していきます。歯周病などで歯が動き、かみ合わせも変化することがあり、他の歯は位置が変わってもインプラントは骨に癒着しており位置を変えません。インプラント義歯に強い慢性的な圧が加わると、外傷により動揺が出てインプラントの寿命が短くなります。特に食いしばり・歯軋り癖のある方は要注意です。
* レントゲンによる周囲の骨の状態のチェック
炎症による変化などないかの確認

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